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2008年5月の記事

2008年5月29日 (木)

先月4月30日みずすまし前代表の成沢隆次さんが亡くなられました。

みずすまし設立当時から,活動の中心になって活躍していた前代表の成沢さんが先月4月30日に亡くなくなられました。長く代表を務め,みずすましの波乱期のさまざまな場面で矢面に立って頑張り抜き,今のみずすましに成長させてくれました。

Narisawasanntokodomotati_3 数年前に心臓を悪くされて,よくなった後は特に健康に気を配って,元気に子どもたちと一緒に生き生きと元気に活躍していました。(画像の中央のメガネをかけた方が成沢さんです。)

4月半ばに脳梗塞で入院されていたんですが,それほど悪くないとのことで,安心していた矢先,急に容態が悪くなってしまいました。残念でなりません。

いつも元気に活躍されていたんで,私たちも成沢さんのお年を意識したことが無かったんですが,83歳でした。

改めて,そのお年をお聞きすると,83歳というご高齢にもかかわらず,地域のため,子どもたちのためと元気に活躍しておられたんだなあと,亡くなってはじめて実感しました。果たして,自分もその年になったら成沢さんのように,地域のため,子どもたちのために活動できるんだろうかと考えると,熱意も体力もとても自信がありません。

よく仲間と「成沢さんのように年をとりたいね」と言っていましたが,亡くなってはじめて成沢さんの偉大さに気付かされます。

月例会で,ご自身のさまざまな経験談や地域づくりへの思いを,熱く語っておられた姿が目に浮かびます。成沢さんのご冥福を祈るとともに,今後も成沢さんを人生の目標として,活動していきたいとあらためて感じています。

成沢さん,みずすましを見守っててください!。

追伸 成沢さんのご家族から,みずすましにご寄付をいただきました。ありがたく活動に使わせていただきます。

管理人からのお知らせでした。

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2008年5月28日 (水)

石巻市の観光課さんから「未来塾の活動写真を観光のパンフレットに使わせて」って依頼がありました。未来塾が観光?!?!?!

更新をサボっているホームページをしっかり見ていただいてるんですね。(爆苦笑。)

Taue211 田植え体験の写真や里山での遊び(簡易ツリーハウスの様子(ツリーハウスで美味しそうにとうもろこしを食べている笑。))を載せたいとのことでした。

さすが,石巻市の観光担当は先見の目がある。

管理人曰く。(受け売りです。)

観光とは,中国の古典『易経』にあるといわれることばで、「国の光を観る」ことがもとの意味だとされています。光とは,その地域の光り輝く宝である。宝とは、風向明媚な景色とかすばらしい建物だけでなく,脈々と多くに人々が知恵を出し合って育んできた地域の文化も,その地域の光輝く宝である。農業や漁業などの生業から生まれたさまざまな技を初めとする生産文化や地域の食材を使った地域ならではの料理や加工の技など,何気ない地域の生活文化も立派な宝となる。

消費文明にどっぷりつかっている都会に住んでいる人々は,今はむしろ,都会にない,そんな田舎の生産文化や生活文化とのふれあい,それを支える人との交流や田舎の暮らしを求めてやってくる時代です。また,産業観光,そして安全・新鮮・地産地消・食育など「食」への関心も高いです。

実はみずすましの活動の「未来塾」が,あのJTBの観光情報誌「るるぶ」宮城県版にちゃんと載っているんですよ。なぜって?。きっと編集者が観光ニーズに対応できるって判断してるからでしょう。農業体験中心で載ってるんですが,田植えなどの農業体験が観光資源となるんです。

もちろんみずすましの体験活動は「口から学ぼう」がもうひとつのテーマとなっていて,自分たちの育てた(生産文化の体験)食材を実際に加工したり料理したり(生活文化の体験)して食べるというのが特徴です。そして地域の人々が先生です。ただ農業を体験するだけでなく,実際に味わい,地域の人たちと交流する。これが「口から学ぼう」です。

東京の高校などから,毎年のように就学旅行で農業体験をしたいから受け入れてほしいなどと要望が来ます。人数が100人とか200人とか大規模なのと,平日なので対応できる会員が限られること,またとんでもない時期に田植えをしたいなどの要望のため,お断りしているんです。対応できる団体に紹介したいのですが,それもほとんどない・・・。せっかくのチャンスなのに残念!。

また,未来塾をはじめた頃は未来塾にわざわざ仙台から参加している方もいたんですよ。今は方々で農業体験活動をしていますが・・・。

近隣地域を含めた都会の人々の観光に対するニーズの現われでもあると感じます。

地域の生産文化や生活文化のすばらしさを未来塾をとおして発見し,地域への誇りを持つ子供と大人を育てることでそのよさを発信している「みずすまし」の活動に目をつけているということは,石巻の観光も多様な地域の光(宝)を観光資源として生かし,もっと地域の産業や地域の誇りを掘り起こして,それらをつなげながら,多くの人が訪れるようになっていくのではとうれしくなります。

これからの観光資源とこれからのこの地域の観光という産業を考えるきっかけになればと紹介させていただきました。

管理人でした。

Kiti2

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2008年5月27日 (火)

5月25日 2008年度「みずすまし未来塾」入塾式と第1回塾を開催しました。

2008年度も「いしのまき河北」さんの募集記事のおかげで,たくさんの応募をいただきました。毎度ながらいしのまき河北さんには感謝申し上げます。

080525_101501_2 2008年度は塾の名前を「みずすまし未来塾」と改め,24組,57人の塾生の参加でのスタートです。毎回ですが,留年?の方々も4分の1位おられます。塾名を改めたのは,合併後,参加者の地域を拡大しており,この辺で「カナン未来塾」から「カナン」をとってみたらという単純な理由からです。笑
 とにもかくにも,みずすましは,これまでの農村の自然,暮らしや農村の生産文化・生活文化を体験的に学ぶ活動をカナン未来塾として8年にわたって行い,これらの体験をとおして,故郷を愛する心,自立する心が育ってくれればと活動してきましたし,名前が変わっても同じスタンスです。

さて,今期のテーマは,「気軽に自給自足」です。「自給自足」まさに田舎の特権です。自給自足をテーマに,これから田舎のさまざまな加工の技や知恵と農業の技や知恵を体験活動をとおして学びます。
 第一回目は入塾式とたけのこ掘りと今後の活動で使う野菜の苗の植付けです。

080525_115903_3  入塾式では男沢世話人から未来塾ならではの注意事項が説明されました。

・昼食は活動に関連した食材などを使って必ず汁物を作るので,おにぎりのみ持参のこと。自慢の漬物など差し入れは歓迎

・行事が終わって後片付けをしないで帰るということはしない。後片付けはスタッフだけでなく参加者全員ですること。

・親と子供が同じ体験活動をしてもらうために親子参加が原則であること。都合により子供だけの参加もOK

等々・・・。

入塾式のあと,昨年栗拾いでご協力をいただいた北村の大島忠さんのまたまたのご協力で,大島さんの竹林でのたけのこ掘りを行いました。大島さんの奥様から,たけのこ堀の方法やたけのこの煮方,たけのこ料理など教えていただいたあと,たけのこ掘りです。

Takenokohoriあいにくの小雨模様でしたが,なんのその。たけのこを見つけると歓声をあげてたくさん収穫していました。こんなに大勢で収穫してたけのこがなくならないか,事務局は心配(笑い)しながらでしたが,「たくさん掘ってください。」との大島さんのご好意で,20分もしないうちに,持ってきた袋いっぱいになるほど収穫していました。

大島さんのお話ですが,たけのこは掘ってすぐであれば,皮をむいて,2つに割り,真水で30分から1時間程度煮て,煮汁がさめるまで置いておくと,灰汁が抜けるそうです。掘ってから時間がたてばたつほど灰汁が出てくるので,できるだけ早めにゆでてくださいとのことでした。店で買ったたけのこは時間がたっているので灰汁が多いそうです。保存は水道水につけて冷蔵庫に入れておくと1週間はおいしく食べられるそうです。田舎の贅沢な自給自足の一端を学びました。

080525_115601_3参加者の家では,きっと1週間は毎日たけのこ料理ではないでしょうか。笑。

  その後体験実習館に戻って,自己紹介です。参加して楽しみにしていることなども話してもらいました。毎回ですが,子供さんよりお父さんやお母さんが参加したくて,子供をだしに連れてきた方もおられました。

昼食の後,只野代表の畑に移動して畑に苗の植付けです。

天気も好転し,子供たちは大はしゃぎでした。実は畑が雨でぬかるんで泥遊びをはじめたんです。

今回も,さつまいも,さといも,モロヘイヤ,ピーマン,ササゲなどを植え付けました。また,今回から全員で植付けるのとは別に,希望者に自分で好きなものを栽培できるようにスペースを用意しました。

希望者は,協同作業が終わったあと,各自思い思いの種や苗を植え付けていました。

Yasainouetuke3_2 昨年そろえた道具も使い,管理していくことになります。さてさて,どちらもうまく栽培ができ,収穫につながるのでしょうか。状況を今後もお伝えしたいと思います。

更新をサボっている管理人でした。

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4月6日「カナン未来塾」つけたし講座「味噌を作ろう」を開催しました。

管理人がブログアンドホームページの更新を怠っていました。申し訳ありません。

2008年度未来塾開催と同時に過去の分をがんばって更新しました。

ためると,大変だーーーーーー。苦笑さて,つけたし講座は,農村の知恵と加工の技の中でも,特に手作りの醍醐味を味わうことができる「味噌づくり」に挑戦しました。 今では自分の家で食べる味噌を自分の家で作っているという農家も少なくなりました。昔はあたりまえのようにどこの家でも作っていたんですが・・・。農村でも消費生活にどっぷりつかり,都会と同じように物を生産するという暮らし(文化)が失われつつあります。

 そこであえて,田舎の知恵の集大成の一つである,味噌づくりのアピールと自分で食べる味噌は自分で作ろうという人が一人でも増えるように味噌作りに挑戦です。作ってみれば意外と簡単です。味噌として食べられるまで6ヶ月かかりますが,自分で作った味噌の味は最高のものだと思います。手前味噌という言葉もあるくらい,自分で作った味噌は誰がなんと言おうと一番です。

今回は,前谷地産のみやぎしろめの大豆と桃生産の麹を使って作りました。麹も作れるんですが,結構手間隙がかかるんで,桃生町で麹を作っている専門家に頼みました。

前の日にみやぎしろめ大豆を釜にうるかして(みずに浸して)おきました。量的に水分を吸って2.3倍くらいに膨れ上がります。

うるかした大豆をやわらかくなるまで煮ます。親指と小指でつまんで,つぶれるくらいになるまで煮ます。その後大豆をすりつぶします。昔ながらの機械を使いました。管理人の場合は,フードプロセッサーを使っています。

あらかじめ,麹と塩(麹1Kg450gとし,50gは残しておきます。)を満遍なく混ぜて置いたものに,すりつぶした大豆を少し人肌より少し熱いくらいに冷ましてから混ぜ合わせます。ハンバーグくらいの硬さになるように煮汁を加えながら練りこみました。

混ぜたものをあらかじめ容器(ポリ袋を被せておき,プロ袋に入れる)に入れ,ポリ袋の表面を平にし,雑菌が繁殖しないように残しておいた塩を満遍なく振って口を密封します。

あとは家に持ち帰って,重石をして管理します。土用過ぎあたりに口をあけて転地返しをして,6ヶ月くらいから食べられます。

好みにもよりますが,今回は,材料として,乾燥大豆1Kg(煮ると約2.3Kg),麹1Kg,塩0.5Kg,煮汁0.2kgの割合で,出来上がり4Kgの味噌としました。塩分は少し少なめにするとか,いろいろ好みもあるようです。

味噌4Kgは,一般的に一人1年間食べる量だそうです。4人家族で16kgということになります。ちなみに乾燥大豆は1kg200円程度,麹は600円から800円程度の価格です。塩を除いて,4人家族の年間分の材料費が4,000円くらいと,安く作ることができます。ちょっと手間を惜しまなければ,仕込む楽しみ,育てる楽しみ,食べる楽しみと味噌作りの醍醐味を味わいながら,おいしくて安全な地元産大豆や麹を使って,安くておいしい味噌が作れるんです。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

そうそう,昔はつぶした大豆を味噌だまといって,軒先に縄でつるして乾燥させていたんですが,なぜそうするのかお年寄りから情報を得ました。味噌に色をつけるためではないのかということでした。このごろは,このあたりでも,塩分少ない白味噌が多いですが,このあたりでは,昔から仙台味噌のように赤味噌が主流でした。赤味噌は,育てる期間が3年とかかかるんで,熟成させる期間を短縮するためではないかというお話でした。これ以外で理由を知っている方は書き込みをお願いします。

今回参加された方も意外と簡単に味噌を作れることに驚いていたようでした。さてさて,おいしい味噌に仕上がるかどうか,管理人もつくったので,たまに状況を報告します。

なお,味噌づくりは2008年度も行う予定です。未来塾参加者以外でも参加可能なようですので,お問い合わせください。

管理人でした。

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12月16日「カナン未来塾」第7回塾を開催しました。

第7回塾は

「正月飾りをつくろう。もちつきをしよう。」です。
 Simenawadukuri1 今は,スーパーなどでも売られていますが,昔は農家ではどこの家でもしめ縄などの正月飾りは,自分の家で作っていました。

作り方も忘れ去られようとしています。今回は,わらからしめ縄を作りながら,先人の知恵を学びました。

講師は,男沢世話人のお父さんです。稲わらから稲のはっぱを取り除き(この辺ではわらをすぐるといいます。)きれいなわらの芯だけにします。

Simenawadukuri2 わらをたたいてやわらかくし,しめ縄を編んでいきます。編み方のコツを教わりながら何とか編みました。太さも形もいろいろです。松の葉と,いわしの煮干と昆布や

幣帛(へいそく)をつけて完成です。塾生は手作りのしめ縄で来年の正月を迎えられるようです。Simenawadukuri3

Motituki今回は,臼で餅つきもしました。臼でつき機会もなかなか無いので,子供たちもいい経験になったようでした。

昼食はこれまでの活動の感想を語り合いながら,ついた餅をお代わりし,おなかいっぱいに食べました。

Tyuusyoku

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11月4日「カナン未来塾」第6回塾を開催しました。

第6回塾は「漬物づくりをしよう。サツマイモを収穫しよう」です。

 Imohori1初めに畑の収穫です。第1回塾で植えたサツマイモの収穫と第4回塾で植えたセイサイや白菜,大根,カブの収穫です。

サツマイモは驚くほど大きくなっていて,子供も大人も完成を上げながら収穫しました。やっぱ,植付けより収穫は楽しい。

白菜は種を蒔く時期が遅かったため,収穫は早すぎました。カブとセイサイを収穫しました。それを使って漬物づくりを行いました。

Yasainosyuukaku漬物づくりは男沢世話人のお母さんのご指導をいただき,浅漬けを作りました。減塩のおいしい漬物の作り方を教えていただきました。

塩の目安は重量の2%くらいで,砂糖を加えると塩分を減らせるそうです。

切ったカブとカブの葉,セイサイをビニール袋に入れ,分量の塩と砂糖を加えて,手でもみます。テーブルの上で少し力を加えながらももみ込んで,少し寝かせて出来上がりです。

自分たちで植え,育て,収穫した野菜を使って作った漬物は格別です。

Tukemonodukuri 男沢さんのお母さんの手作りのアイディアいっぱいの漬物もご馳走になり,田舎のおいしさを満喫しました。

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